理学部 物理学出身
自分の考え方次第で、
世界は変わります。
理学部 物理学出身
磁性材料開発部署
2012年入社
“粘り強さ”が、NICHIAらしさ。
私の所属する部署では小型モータやセンサーに使用されるSmFeN（サマリウム鉄窒素）ボンド磁石を開発しています。NICHIAのSmFeNは「化学者がつくる磁石」という観点から他にはない微細な美しい粒子がつくれます。この特長は磁気特性にはもちろん複雑形状の成形にも有効です。SmFeNボンド磁石はまだあまり知られていないのですが、その可能性を信じて粘り強く作り続けるのがNICHIAらしさかもしれません。
自分次第で、仕事は面白くなる。
そんな一途なものつくりの姿勢に、今では私もすっかり感化されています（笑）。思い出すのは「チーム3σ（シグマ）プロジェクト」です。「SmFeN（サマリウム鉄窒素）」のさらなる品質安定化を目指したこのプロジェクトに私も参加したのですが、メンバーはSmFeNを知りつくしたベテランばかり。それまで磁性材の評価をしていた私に製造の要ともいえる「還元拡散」工程の改善なんてできるのだろうかと不安でしたが、上司が「自分が何とかするという気持ちで頑張りなさい」って。これを機に、仕事に対する意識が変わりました。自ら考え自発的に行動することで、仕事はどんどん面白くなっていくんだ、って…。
遠慮する暇なんて、ありませんよ。
NICHIAには育児休暇や時短制度など女性にとっても働きやすい環境が整っていますし、私が1年間通った社内の英会話教室や阿南高専での授業など、自分磨きのための制度も充実しています。「自分がこうだと思ったら、どんどんやりなさい！」という雰囲気に満ちていますので、若手の私たちも遠慮なく仕事に打ち込むことができます。皆さんにお伝えしたいのは、就活情報に惑わされないこと。自分の考えをしっかり持つことで、世界が拓けてくるのだと思います。
