NICHIAの商品・技術・研究開発

NICHIAの商品・技術・研究開発

その光にも、
次代のエネルギーにもNICHIA

日常に、光のある豊かさと歓びを。そのためにNICHIAは、20世紀中には困難といわれた青色LED、白色LED、紫外線LEDと、次々に世界的なイノベーションを創出してきました。そして今、光の質というニーズに先駆け、可視光を前提にした太陽スペクトルを実現した白色LED「Optisolis」や、植物育成に効果的な波長を設定したLED「Hortisolis」などの次世代商品を次々に誕生させています。そのコアとなる蛍光体、NICHIAが世界に先駆けた革新的な青紫色半導体レーザー、そしてリチウムイオン電池用正極材料などの開発により、豊かな暮らしと産業を支え続けます。

主力商品

  • LED(発光ダイオード)

    LED(発光ダイオード)

    世界に認められるNICHIAのLED。例えば世界トップクラスのシェアを誇る白色LEDは、日常生活のあらゆるシーンで普及。また、植物育成に効果的な波長を設定した「Hortisolis」など、光の質を追求した次世代LEDを次々に創出しています。

  • LD(半導体レーザー)

    LD(半導体レーザー)

    新たな可能性を広げる、LD。LED開発で培った光デバイスの技術ノウハウを投入することでNICHIAが世界に先駆けたのが、半導体レーザーLDです。光ディスクストレージやレーザープロジェクタ用途だけでなく、産業用レーザーへの活用など、その可能性を拡大しています。

  • 二次電池材料

    二次電池材料

    リチウムイオン電池用正極材料は、スマートフォン、モバイルパソコンなどの二次電池として広く利用されています。今後は電気自動車、エネルギー貯蔵用などの需要が期待されており、NICHIAも正極材料の世界有数のメーカーとして拡大展開を図っていきます。

  • 磁性材料

    磁性材料

    車のEV化やロボット社会の到来とともに需要を高める小型モータ。そのパフォーマンス向上を支えるのがNICHIAの「磁性材料」です。独自のSmFeN(サマリウム鉄窒素)は、さびにくい・割れにくい・すぐれた耐水性と耐熱性・形状自由度の高さなどトータルなパフォーマンスに秀でています。

  • ・蛍光体
  • ・光半導体材料
  • ・ファインケミカル(電子材料、医薬品原料、食品添加物)
  • ・遷移金属触媒
  • ・真空蒸着材料
  • ・電池材料
  • ・磁性材料 他

NICHIAのコア技術と応用技術

NICHIAのものつくりに一貫して貢献してきたのが、粉体・焼成、精製・分析、有機合成、半導体製造、応用設計、解析評価といった基盤技術です。なかでも粉体・焼成や結晶成長の技術は、NICHIAの製品づくりの要。豊富なノウハウをもとに粒子設計から表面処理、精製までを社内で行っています。これらに多彩な技術を組み合わせ、応用することで、私たちの商品は“NICHIAらしさ”を磨き上げていきます。

NICHIAのコア技術と応用技術

歩み

NICHIAの技術革新は、
いつも時代のトピックスです。

世界を驚かせた「高輝度青色LED 」

蛍光体の応用分野の道を拓くために、NICHIAは1988年、本社内に実験プラントを設置。そして1993年、ついに20世紀中には不可能とされていた高輝度窒化物の青色LEDの開発に成功しました。

世界を驚かせた「高輝度青色LED 」

光のLED時代を切り拓いた「白色LED」

その発光効率と長寿命で、いまでは一般照明の光源の主流となった白色LED。青色LEDと黄色に光る蛍光体を組み合わせるという独自発想により、1996年、世界で初めて白色LED開発に成功したのもNICHIAでした。

光のLED時代を切り拓いた「白色LED」

業界に先駆けた「LD(半導体レーザー)」

2000年、NICHIAは業界初の窒化ガリウム系紫色LDを開発。自動車のヘッドライト、光ディスクストレージやレーザープロジェクタ、産業用レーザー加工など、LDの分野でも技術革新を先導しています。

業界に先駆けた「LD(半導体レーザー)」

光とエネルギーの次なる可能性へ

光の技術、そしてエネルギー領域でNICHIAは未来の可能性に次々に挑戦していきます。その一例が「光の質」にこだわった照明用LEDです。また、ハイブリッドカーやEV用バッテリーに欠かせないリチウムイオン電池用正極材は、クリーンエネルギー利用の明日を拡大。独創的な磁性材料には新世代モータ活用への期待が高まります。

光とエネルギーの次なる可能性へ