NICHIAの体制
ものつくり立国・日本が輝いていた時代。そのビジネスモデルは、丹精を込めた製品を国内で生産し、世界に向けて販売するというものでした。私たちNICHIAは、この伝統を受け継ぐ数少ない企業かもしれません。今もなお、頑なに徳島の地で世界一のものつくりを進めていく…このThink Globally, Act Locallyの姿勢こそ、私たちの誇りです。
総合部門(間接部門)
第一部門(機能性化学品部門)
第二部門(光半導体部門)
国内でのものつくりにこだわるNICHIA。
「光を創る拠点」は徳島に集中しています。
白色LED・Li電池材料などの需要拡大に応えるべく、本社・辰巳工場を中心に最新設備を投入し、世界最大級の生産体制を実現しています。
今後の事業拡大に向け、積極的な先行投資を行っています。
NICHIAは国内に徳島研究所(TRC)、横浜研究所(YRC)、諏訪技術センター(STEC)の3つの研究開発拠点を擁しており、社内外との連携をとりながら最先端の研究開発に取り組んでいます。
長期的視点に立ち、NICHIAの技術の核となる「光とエネルギーの研究開発拠点」として、窒化物半導体を主体とした、発光デバイスや電子デバイスの開発を行っています。また、無機、有機系を問わず、発光材料や機能性材料なども対象に、基礎研究とその応用研究にも挑戦しています。
光とエネルギーに関する先端技術の研究拠点として、光のコヒーレンスを究極に制御した計測技術(量子エレクトロニクス)や量子光学の限界を超える新しい光の研究等を行っています。また光と生体や機能性材料なども研究テーマとして取り組んでいます。
光半導体(LED/LD)の応用開発では、R/G/B半導体レーザー“LD”を応用したディスプレイや産業機器向けの光学エンジンの開発を進めるとともに、車載応用等を目指した高輝度白色LED搭載の光源モジュールの開発を加速しています。
既成概念にとらわれない光半導体の応用商品の開発により、「夢創り」を担っています。集光系・照射投影系レンズなどの光学設計、アナログ・デジタル回路・CPU周辺技術に関する回路設計、熱解析、照明・筐体デザインなどの3つのチームが、光半導体と他の技術を融合させた研究開発を進めています。
徳島の本社や工場と連携を取りながら、国内のお客さま対応を行っているのが各営業拠点です。お客さまの中には海外展開を行っている企業さまも多いため、NICHIAの海外拠点との橋渡しも行っています。
日本でつくり、世界に売る…これがNICHIAの変わらぬスタイルです。海外販売拠点は、アメリカ、ヨーロッパ、東アジア、ASEAN諸国、インドに計13か国、20拠点。商品理解を深めていただきお客さまとの絆を築くために、代理店販売ではなく直販を行っています。